AKAMIMI’s fishing diary

AKAMIMIが綴る北海道の釣りブログです。

水中撮影からルアーカラーを考える

わたしは釣りの合間に条件が良い時に水中カメラを海に投げ込んで撮影しています。

海底の様子・地形を見るのが主目的ですが、魚の姿を捉えることも少なくありません。

初めの頃カメラの映像をみて思ったことは、何で撮影した映像は緑や青みがかっているんだろうということ、


(竜ケ岬:水深20m、雲天)

(祈石:水深7m、晴天)

これは海水による太陽光の波長の吸収が影響しているからで、
光が水の中を進むとき、深くなるにつれ暖色系の赤・オレンジ色が吸収され青い光だけが残る「青かぶり」という現象なのだそうです。

では上の写真の色の違い、竜ケ岬が緑、祈石が青なのは何故なのか、
水深の違い?天候の違い?と思うかもしれませんが、この現象は水質による影響によるもので、澄んだ透明な海水では青に、水中に泥などの微粒子が多いと緑色っぽくなるのだそうです。

太陽光のない夜にライトを照らして撮影した映像(短い光)は光の吸収の影響を受けずに自然な色合いになっているのはそういう理由からなんですね。

この「青かぶり」した映像は、色補正することにより実際の色調に近い映像に近づけるができることを最近知りました。f^_^;
次回の動画からはもう少し見やすいものをご覧いただけると思います。


【動画編集ソフトPowerDiector編集画面】

話は少し変わりますが、太陽光の照らす日中の海の中で目立たない色、目立つ色はあるのかというお話し、

水深の浅いところでは、目立つ色にさほど違いはないのかもしれませんが、深くなるほど赤・オレンジ色は目立たなくなります。

深海では赤色の生き物が多いのは、赤色は海の中で目立ちにくい色だからなんですね。^^;

これは、水深20メートルの雲天時の画像ですが、蛍光赤のオモリは赤く見えてますけどね、f^_^;

この画を見る限りショアからの釣りでは、赤は見えない色ではないようです。

では逆に目立つ色は何色か?
7m程度の水深だと白・黄色がもっとも目立つ色なのだそうです。

わたしはルアー釣りは素人なので詳しいことはわかりませんが、「トップ」「表層」「中層」「ボトム」と幅広く狙えるルアー釣りでは色の影響を受けるんだろうなと、(^_^;)

釣れるルアーの色は対象魚の色の好みも影響すると思いますし、晴天・雲天と光の強弱や、その日の水質も影響するのでしょう。

条件などによってルアー色を使い分けるのは有効ってことなのかな、

ルアー釣りだけではなく、イカ釣りのエギの色、投げ釣りの装飾の色なども同じことが言えるのかもしれません。

ネットで調べたうんちくを並べただけの浅い考察ですが、水中撮影を通じてあらためて釣りの奥深さを知ったAKAMIMIでした。


↓このカレイ君を触ると爆釣かも、^_^
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