AKAMIMI’s fishing diary

AKAMIMIが綴る北海道の釣りブログです。

石狩新港の仕掛けを水中映像から考える

石狩新港の中央水路は昭和58年(1983年)に砂浜の海岸を掘り込んで造られた人工の水路です。


【樽川護岸堤から見た中央水路】

資料などを検索すると水路の水深は10メートルほど、
以前魚探deeperで調べたときには、60メート付近で水深9メートルでした。

水深10メートルは釣りをする上では、魅力的な深さです。ちなみに兜千畳敷は15メートル、沼前岬や忍路竜ケ岬は20メートルですから、それと比べると見劣りはしますが、(^_^;)

今回、この中央水路の海底の様子を水中カメラで動画撮影してみました。

カメラを投擲できる距離には限界があり投げても60〜80メートルほど・・
この距離は護岸から伸びる階段状のコンクリートをなんとかパスできる距離です。

階段コンクリートの向こう側の海底は砂地と思われている方もいるかもしれませんが、砂ではなく粘土質の泥が堆積しています。

海水の透明度は低く、日中の撮影にも関わらずこの暗さです。

この堆積した泥は、硬いものではなくふわふわした柔らかいもののようで、中央水路を大型船が通過したときや魚が寄ってきた時には、泥が舞い上がり視界がさらに悪くなります。

樽川や花畔の護岸から投げ釣りをしたとき、着底した勢いで錘がこの泥に潜り込むため、根掛かりしたような抵抗を受けます。

一度竿を煽って泥の中から錘を浮かさなければなりません。

こんな土質ですから、ハゼやシャコが好んで住み着いているのかもしれませんね。

写真はわかりにくいですが、右上にハゼがいます。

こちらはカレイですね。クロガシラでしょうか。

なんか、どれも緑色のよくわからない写真ばかりですが、動画はここで釣りをする時の仕掛け作りの参考になると思います。

今回はカメラの先に長さ30センチほど道糸と5号のオモリを付けた仕掛けを使っていたのですが、仕掛けは泥の中に潜ってしまってました。

それでもハゼやカレイが寄ってきて餌を小突いてましたが、仕掛けを海底に這わせるより、胴付仕掛けのように多少浮かせた方が魚には餌をアピールできるように思います。

釣り場によって釣れる仕掛けが違う、という話を聞くことがありますが、海底の様子や潮の流れ水深などが影響しているのではないかと、今回の水中撮影で感じました。

石狩新港の釣り場は、他にもありますが全て今回と同じではないと思います。
その場、その場にあった仕掛けを考察してみると釣果に差が出てくるのかな・・

それを調べるのが大変なんですけどね。f^_^;

動画を撮影していますので興味のある方はどうぞ、

youtu.be





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