2022年4月29日
いよいよGWですね。
3年ぶりに緊急事態宣言等の行動制限のないGWです。
久しぶりに遠出したいなと思っていたのですが、検討していた瀬棚方面は強い風の予報で断念。
カレイの気分でもないので、前回ソイの釣果を確認できた島武意海岸を再訪、今回目指すは積丹岬です。
島武意海岸最西端の積丹岬は距離にして約2kmですが、距離以上の過酷な道のり。
道連れは、M氏改め「まさおっち」です。^_^
投げ釣り重装備で約1時間かけて岬先端部に到着です。
この日の潮回りは、大潮で満潮14時40分、干潮21時の下潮ですから、日没直後の早い時間が勝負と読んでますがどうでしょうか・・
さて夜釣りの前に、海底調査でポイントを探っておきます。
久しぶりの魚探deeperをぶん投げます。
浅いところで7メートル、深いところで13メートルと結構起伏ある海底で、深い溝が走っている感じですね。
魚の反応出てますが、たぶんホッケの群れだと思います。
この様子だと今日もホッケがうるさい一日になりそうです。f^_^;
更に詳細な海底の様子を見るために水中カメラを投げ込んで見ました。
根はそんなに荒くはないようですが、海藻が全くなく磯焼けしているような感じです。
調査を終えたところですが、根魚戦では切っても切れない話、根掛かりネタにお付き合いください。
根掛かりの原因は、あえて語りませんが多いのはオモリが海底の岩や石の隙間に挟まるというもの。
そこで多く用いられている対策が、オモリに捨て糸をつけて根掛かりしたら切る(オモリを捨てる)という方法。
荒根地帯では10個、20個のオモリをロストしたという話も聞きますが、環境には優しくないよね、(~_~;)
北海道では、棒オモリという細長い鉛できた棒状のオモリがあったのですが、最近では見る事がなくなりました。どこいっちゃたんでしょうね。(^_^;)
そこで、いまわたしが根魚戦で使っているのが写真のオモリ達です。
左から、ギアラボ社の「ROCK T101」、中央がトランスブルー社の「クチジロ」、右が「ホゴオモリ」です。
右のホゴオモリは捨て糸を使うオモリになるので今回は紹介から除外しますね。
ちなみにホゴというのは、カサゴの地方名で、小田原式のおもりなんかと比べて根掛かりしにくいです。
最初にギアラボ「ROCK T101」を紹介、
ROCKはいろんな種類が販売されていますが、投げ釣りではT101が一番根掛かりしにくいです。根掛かり防止の原理はオモリ上部に浮力体が入っていて、オモリが水中で立ち、点接地で根掛を回避するというもの。
以前、水中動画でその効果を確認したところ、見にくいですが石の間にオモリが立っているのを確認できました。
まったく根掛かりしないわけではないのですが、水深のある場所ではかなり効果があります。
ただ水深の浅い場所では、ラインを張るとROCKが寝てしまうため、効果が落ちる様に思います。
次に、トランスブルーの「クチジロ」、
トランスブルーでは、「クチジロ」のほか「銀ワサ」というタイプのオモリを販売してます。
名前からわかる通りイシダイ釣り用のオモリです。
このオモリ、根掛かり防止ではなく、根掛かりしたらバネの原理で根掛を外すというもの、
オモリの上部の輪にラインを通して下部の輪にラインを結んで使います。
根掛かりしたらテンションをかけることによりオモリが持ち上がりバネの反発で外すというものになります。
こちらは、水深の浅いところでも効果を発揮します。
わたしは、水深のある場所ではROCK、浅い場所ではクチジロと使い分けしてます。
浅い場所の釣りって、ゴロタ場のカジカ釣りくらいですけどね。f^_^;
あとは、使い方ですかね。
いくら対策されたオモリでも使い方によっては、効果を発揮できません。ラインテンションのかけ方など、ここは使ってみて会得するしかないかな・・・(^_^;)
さて、長く引っ張ってしまいましたが、日没の良い時間になってきました。
ポイントは魚探で見つけた溝です。^_^
投げ込むと、予想通りホッケの猛襲の始まりです。
針も大きいのでホッケは簡単に掛かりませんから無視し、ソイの食い込みを待ちます。
辺が暗闇に包まれた頃から、食い込むソイのアタリが出始めたと思ったら、そこから入れ食い状態となります。
30センチ以下の小型混じりですが、40オーバーも含めて全般に型は良いです。
9時頃まで忙しい時間が続きましたが、それ以降は散発的になってきました。
もう腹一杯、これ以上は持ち帰れません。f^_^;
まだまだ釣れたと思いますが、早めに竿を畳みました。
2年ぶりの積丹岬でしたが、満足の釣果でした。
この量を持ち帰るのはさすがにキツかったですね。
追伸:動画をアップしましたので興味のある方は覗いてみてください。