AKAMIMI’s fishing diary

AKAMIMIが綴る北海道の釣りブログです。

まだ雪深い竜ヶ崎の釣り

2017年3月26日

3月も下旬、カレイの最盛期もまもなくでしょうか。待ち遠しいですね。

今週末は、日本海・太平洋とも穏やかな予報。
さてどこに行こうかと悩みます。
もうそろそろ良い頃かなと、チョイスした場所は忍路 竜ヶ岬(竜ヶ崎)です。

私がまだ若い頃参考にしていた一冊のガイド本。「空から見たポイント」
もう30年近く昔のガイド本なんですが、ポイント紹介が面白いのです。

今回チョイスした竜ヶ崎の一文
『気の短い人は、2月も下旬になると竜ヶ岬まで春を迎えにいく。・・・この時期はまだ雪の下だ。一番乗りを果たすため1時間かそれ以上か、死ぬ思いのラッセルをしなければならない。そして先端。釣り場は崖の下である。・・木の根株から垂らされたロープを頼りに、後ずさりでそろそろと下りる。そんな思いをしてまでなぜ竜ヶ岬へ行くのか。・・手いっぱい投げてもイトがほとんど垂直に立つほどの深さのある海底には、時に50センチを超すような大型カワガレイが潜む。イシモチ40センチ級がエサを待つ。スナガレイの小物なら盛期並みとはいかないまでも5匹や10匹なら型を見ることができるはずだ。・・・』

時代が変わって、今の竜ヶ崎は昔ほど釣れないと言われてますけど、この文章を読むたび夢を追いたくなります。^_^;

今年は小樽方面も雪が多く、3月の下旬でも50センチ以上の残雪があります。
今回、陸路から竜ヶ崎を目指しましたが、それなりの装備が必要でした。

いつもの背負子に、ロープ、安全確保のためアセンダーと安全ベルトです。
これに雪道を進むためのスノーシューが加わります。

朝方だと雪が締まっているので、スノーシューがなくても行けないことはないけど、重装備だと所々足を取られるかと思います。

20分ほど雪道を進み、降り口に到着。
崖はまだ雪に覆われ、根株から張られた既存のロープは雪の下です。

持ってきたロープを木に結びつけ懸垂降下。
若い頃のロッククライミングの経験が役に立ちますね。^_^;

ふぅ〜、なんとか崖下到着。

降りてきた崖を見上げると、登れるか心配になります。^_^;

崖下からは、更に余市方向に進んで、いつもの場所に釣り座を構えました。

用意できた竿から順次、投げ込みます。
ラインを張ると早速アタリ。しかしなかなか乗らない。
ようやく乗ったのがこれ。

その後もこのサイズが続きます。

苦労してここまで来てこのサイズかぁ。(´_`)
ガイド本の嘘つき・・・(ノ_<)

ところがこの後、状況が一変します。
4本の竿がバタバタと・・・


30オーバーのマガレイが次々とヒットです。
とどめは、

40オーバーのカワガレイ、^_^;

7時から9時までの2時間でしたが、型の良いカレイを含むプチ入れ食い。20枚以上釣れたと思います。
釣れるポイントは100メートル以上と遠い。私の投げられる限界です。
コマセカゴ付き仕掛けを80メートル付近に投げ込んだけどギスしか釣れません。

9時を回るとアタリはパタリと止まり、目の前をドドが横切って行きました。(・_・;

またドドかぁ〜

この後10時まで粘るもアタリは回復せず、諦めて竿じまいです。

小さいカレイとカワガレイはリリース、ただ、針を飲んだカレイはキープし、本日の持ち帰りは11枚。内5枚は30オーバーです。(^o^)/

竜ヶ崎でこれだけ型物カレイを釣ったのは初めてかな。^_^;

帰りの崖登りは、キツかったぁ〜。

崖に登ると、私の足跡とは別の足跡がありました。
何方か釣りに来たのでしょうか・・
崖を降りた形跡はないので、諦めて帰ったのかもしれません。

冒頭にも書きましたが、雪のある時期の竜ヶ崎は、それなりの装備で挑まないとダメですよ。

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