今週は三連休なのに天気がねぇ、(~_~;)
釣りに行くのは、ちょっと無理があるようなので、勉強のため裁判所に行って裁判を傍聴して来た時のお話を・・・(^_^;)

裁判は、主に「刑事裁判」と「民事裁判」があり、刑事裁判は「犯罪をしたかどうか」を判断する裁判、民事裁判は「個人や会社どうしのトラブル」を解決するための裁判です。
法廷で行われる裁判の手続は,原則としてだれでも見ること(傍聴)ができ、予約など必要なく傍聴できますが、関心の高い裁判は傍聴希望者が多く、傍聴券交付手続が行われる場合もあります。

今回わたしが、傍聴に行ったのは「札幌地方裁判所」で、裁判所に入館するとまず手荷物検査があります。
飛行機の搭乗手続きと同じ感じです、(^_^;)
検査後は、フロアーの壁に貼られた開廷表から傍聴したい裁判を決め自由に傍聴するといった流れです。
傍聴は途中入室、途中退室など自由に行えますが、傍聴にあたってのルールをしっかり守る必要があります。

今回わたしが傍聴した裁判は、損害賠償請求の民事裁判で、この日は当事者尋問(原告・被告)が行われていました。
原告は女性で被告は男性、どういった経緯の損害賠償請求なのか、詳しい説明は差し控えますが、一般的にこの事案は原告(女性)が有利に進む裁判だと思います。
被告側(男性)が、どう弁明するかが注目点です。
【AKAMIMI画伯が描いた裁判の様子】下手くそ。

⬇️【上記をAIで修正】流石です、^_^

当初、原告(女性)が証言台に向かい、宣誓(偽りを述べない旨)をして裁判が始まりました。
初めに原告側の弁護士による主尋問です。主尋問は事前に提出している「陳述書」に基づき、争点の核心になるような点について質問していくのですが、原告の答えがちぐはぐな印象を受けます。
傍聴人は、「陳述書」を読むことができないので、内容はわからないんですが、質問の答えになっていない・・・
これって事前に打ち合わせやリハーサルをしてないんでしょうか・・・
原告側の弁護士も期待した答えが得られないのを焦ったのか、質問が誘導尋問のような問いになってきました。
ここで、被告側から誘導尋問に対し「意義あり!」という言葉を期待したけど被告側弁護士は動きません。テレビドラマみたいな展開にはならないんですね、^^;
味方同士の尋問に「意義」が発生すること自体変な話ですけど・・(^_^;)
原告側の弁護士の質問が終わった後、引き続き被告側の弁護士からの反対尋問が始まりました。
原告弁護士の主尋問の内容、陳述書の矛盾を突く質問が突きつけられます。
時に「乙◯号証を示します」といって、証人席へ歩み寄り、新たな証拠を提示する場面が何度か見られました。

完全に原告側が押されている印象で反対尋問が終わり、最後に原告側弁護士から反対尋問で攻撃された点について回復を図る再主尋問がなされるのですが、これは原告側弁護士も知らない内容が多かったのか、回復を図るには不十分な内容に思えました。
原告側の尋問は1時間を超えていたと思います。
続いて被告側(男性)の主尋問が始まりました。こちらはリハーサルをしっかり積んでいるようで出来すぎるほどにスムーズで淡々と終え、反対尋問に移行します。
想定した質問には冷静に答えていた被告(男性)も想定外の質問には、興奮気味に回答する場面も見られました。
被告側の反対尋問では、新たな証拠は提出されることなく攻撃としては弱いなと印象を持ちました。最後に被告側の再主尋問がなされ原告・被告双方の尋問が終わったのは開廷から3時間後のことでした。
この間、裁判官はほとんど発言することなく、二人の表情、仕草、言動を観察していて、争点でどちらが嘘をついているのか見極めているように見えました。
双方の尋問を聞いたわたしの印象は、原告側は完全に準備不足、被告側は準備万全といった姿勢の違いを感じました。
この違いは何なんでしょうね。(^_^;)
弁護士の力量もさることながら、当人の裁判に対する意気込みの違いなのかな。(訴えられた側はお金を取られるわけですから必死です、´д` ;)
当事者尋問を終え、原告・被告は別の部屋に移動するよう促されていましたから、裁判官から和解の提案があるのでしょう。
結果は傍聴人には知るところではありませんが、今回の裁判傍聴で感じたことは事前準備の重要性と裁判の内容に適した弁護士の選定でしょうか、(^_^;)
わたしがこういった訴訟に巻き込まれることがないよう願っていますが、もしもの時の糧としたいものです。
釣りとは全く関係ない話題でしたが、天気が悪かったので許してください、笑
↓このTシャツを触るとアカミミが喜びます、^_^
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